初心者向けエレキの選び方
第二回ギター初心者講座
はいどうもこんにちは、ラックです!
今回はエレキの購入を決めている方向けの記事です!(アコギ、エレキで迷ってる方はこちら)
判断材料
エレキギターはアコギに比べて様々な見た目のギターがあります。最初のギターは見た目で選び、音にこだわるならアンプにこだわりましょう。というのも最初のうちは耳が出来上がっていないため、ギターの違いによる音の聞き分けはできないと思うのですがアンプの違いはすぐに感じられるためです。
今回はギター本体→小物類の順に説明していきたいと思います。アンプは結構長くなったので次回講座にて説明!
予算
最低でもギター本体(7千円〜)+アンプ(5500円〜)+小物類(4千円)はかかります。
エレキギターの場合音を鳴らすためのアンプや、小物類がギター本体以外に必要となることを念頭にギターを選びましょう。
また、初心者には中古のギターはお勧め出来ません。修理が必要な状態で売られていたりギターのネックの反りが限界にきている物などが紛れていたりするため故障度合いの見極めや修理の知識が必要となる場合があります。
ギターの形
●ストラトタイプ
本家はFender社のストラトキャスターというギター。このギターをもとにストラトタイプというコピーモデルのギターが色々な会社から作られている。
一応音としてはシャープな感じ。
●レスポールタイプ
一応音としてはパワフルな感じ。ロック系の人に人気。
●テレキャスタイプ
ヨルシカの演奏動画とか大体これが流行ってるイメージ。(カッティングやコード弾きに相性がいい)一応音としてはジャキジャキした太い音。
上記3つは特に有名なタイプですが他にもSG、ジャスマスター、フライングV…等無数にあります。
実際に試奏してみたらわかると思いますが同じアンプで演奏するとわずかな違いしかないと感じるはずなので見た目で選んじゃいましょう。
初心者の一本目は本当に見た目が一番重要なため、店舗や通販のギター一覧を見たりして好きな見た目のギターや憧れのアーティストの持っているギターに似ているタイプを探しましょう。
ギター本体の価格帯目安
●7千円〜1万後半
サウンドハウスのプレイテックという機種が今アツいです。超低価格ながら大量生産の技術向上によって割と使えるギターに仕上がってるという印象のギターです。
注意点としてはセットで買うとアンプが少し残念なので単品で買いましょう。エレキとアンプを繋げた際音の8割はアンプに左右されると言っても過言ではありません、次講座で紹介するオススメアンプの中から選びましょう。
●一万円後半〜2万後半(オススメ)
一万円前後の激安ギターではプレイテック一択でしたがこの辺りからはブランドを選べます。
国産のアリアプロやアイバニーズは安ギターでも質がいいと有名。
そして2万前半くらいからフェンダーの傘下スクワイヤーというブランドのストラトやテレキャスが買えます。
●2万後半〜四万(オススメ)
2万後半あたりからはYAMAHA『Pacifica』が買えます。このギターは超オススメ。学校でエレキを必修化するのならこれ標準装備で置いてくださいってくらいのエレキギターです。
●4万〜8万
有名な国産メーカーフジゲンのギターやFender等買える価格帯にはいります。本当に予算有り余ってる場合はこの辺りがおすすめですが結局ギターによって音は違うし好みの世界なので欲しくなるときは二本目欲しくなるものなのでとりあえず一本目で自分の好みを確立してから良いと思うギターに移るのが理想かなと思います。それと初心者の場合三万円帯との違いがあまり感じられないかと思います。
通販と店舗どちらで買った方が良いか?
店舗だと試奏ができる(店員に弾いてもらう事も可)通販だと店舗より安くて品揃えが良い。という利点があります。
勿論現物を見たほうが自分のイメージぴったりのギターを選びやすいため店舗で試奏してから購入する事がオススメです。
なるべく試奏はした方が良いのですが、音は初心者のうちは良し悪しを感じないと思うため、店舗よりも安い通販で買うのも十分ありだと思います。サウンドハウス、サクラ楽器、イケベ楽器、イシバシ楽器、島村楽器などのサイトで買えば出荷前の調整もきちんとしているはずなので問題無いでしょう。通販での注意点としては左利き用等特殊なタイプを間違えて買わない事です。ちなみに私は店舗で試奏したのち通販で……なんでもないです偶然そうなっただけで店舗でもちゃんと買う気ありましたから。
結論
初心者は見た目重視。音にこだわりたいならアンプに力を入れましょう。ギター本体のおすすめは2万〜4万。一応1万円以下もオススメでは無いが使えない訳じゃないので選択肢には入るってのは伝えたい感じです。
筆者オススメエレキギターの記事はこちら。
小物類
必須級(これだけあればギター始められる)
●チューナー(1000円)
ギターの各弦の音程を合わせるもの、ギターは弾く前に必ずチューニングが必要です。精度の信用性から買った方が良いが一応スマホアプリでも代用可能。
●ギタースタンド(800円)
ギターを立てるやつ。ケースに入れっぱなしよりも立てている方がギターに負担がかかりません。また、すぐに練習に入れるという点も良い(上達する上で超大事)価格は安いものでも良いです。
●ピック(100円)
ギターを弾く時に弦を弾くための道具。おにぎり型(写真上2枚)と呼ばれるものと、ティアドロップ型(写真下4枚)と呼ばれるものがあり、エレキではティアドロップ型がお勧めです。ちなみにおにぎり型は弾き語りのストロークなどに相性が良いです。
硬さも色々あり、弾きやすさに影響してきます。安いので数枚買って自分に合ったものを探してみてください。私は写真の緑のティアドロップを愛用しています。
●シールド
ギターとアンプを繋げるケーブル。必須中の必須です!1000円くらいだと断線しやすいです。カナレシールドがオススメで私も7年くらい使ってますがいまだに断線せず現役です。
買っておきたい
●弦(800円)
最初に張られている弦が錆びたら替えましょう。錆びてなくても新品の弦だと弾きやすくなるのである程度弾いたら替えたほうがいいです。画像のパッケージのやつ(ダダリオ、アーニーボール)のどちらかを買ってれいば間違いは無いです。いずれ買うことになるので今で買ってていいかもしれません。
●クロス(100円)
専用のものは買わなくても良いです、百均のマイクロファイバーとかメガネ拭きとかを使いましょう。
●ニッパー(100円)
弦交換の際に弦を切るために使う。専用のものは買わなくても良いです、百均のやつか家にあるやつで切りましょう。
●カポタスト(1500円)
弦を挟んで曲のキーを変えたりする。弾き語りの際に難しい抑え方をしないといけない事があるのですがこれを挟めば簡単な抑え方で済んだりするため持っていた方が良いです。
あると便利
●メトロノーム(1500円)
音楽室のあいつ、練習の際はリズムが大切。写真はイメージだけど本当はデジタル式の方が劣化遅いのでオススメ。スマホアプリでも問題ないため正直こだわりが無ければ買わなくても良いです。
●ストリングワインダー(300円)
どこのご家庭にもあるギターの弦を交換する際に早く外すためのアレ。無くてもできるがあると早いです。
小物類は店舗より通販が圧倒的に安いため通販がオススメです。ただし送料無料になる条件とかに気をつけてください。
特にサウンドハウスは小物が超絶安いのでオススメです。(1000円以上購入で送料無料)
次回はアンプについて説明していきます。何度も言いますがギター本体より音に影響するためしっかり選んだ方がいいです。第三回初心者講座アンプの選び方
Q&A
Q.同価格帯を比べた時国産がいいと聞きますが何故ですか?
A.普通に作りが良いってのもありますが基本的に同じ値段だと海外産より国産の方が関税や輸送費が少ないためってのも大きいです。
Q.初心者のうちから高いギターを買った方がいいと聞きましたが
A.高いギターを買うのは自分の音の好みや欲しい機能を知ってからでも良いと思います。
何か質問があればコメント欄で受け付けています。